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母恋旅烏/荻原浩/双葉社文庫

お芝居観たくなる度★★★★★

涙涙の「んだなす!!」
こんなお父さん大変だけどね…。


母恋旅烏
荻原 浩(著)双葉社文庫

花菱清太郎がお父さんで、妻と息子と娘と末っ子の寛二、喧嘩のたえない騒々しい5人家族。
あらゆる仕事に手を付けては、父さんは倒産している。。。
子ども達はお父さんのいい加減さにいつも付き合わされて、学校もろくに行けてない。
そしてお父さんが最近始めた仕事というのが、レンタル家族。
ひとり暮らしのお婆ちゃんの家族になったり、ヤクザの仲間を演じたり。
みんな稼ぐために一生懸命演技してるんだけど、いまいちやり切れてないから読んでて笑える☆
しかし花菱一家は、レンタル家族の会社から派遣されている、雇われの身である。お父さんは、失敗はしても今まで色々商売を手掛けているから、どうも雇われてるのが性に合わないみたい。
そこでまたうまくいかなくなってきたお父さんがどう出るのか!?
花菱一家に危機がおとずれる!?



レンタル家族のお仕事を、お母さんはそつなくこなし、お兄ちゃんもお姉ちゃんもお父さんへの不満を隠してちゃんと演技するから普段と全然違う。喧嘩もしないしニコヤカで、寛二はレンタル家族をしているときの家族が大好き。

前半は寛二の目から見た家族を紹介していく。たまにお兄ちゃんやお姉ちゃんが、寛二がつかみ切れていないそれぞれの心の奥底などを報告してくれて、どんどん花菱一家の関係性が分かってくるといった感じ。
中盤は、はちゃめちゃになるけど、家族の行方が気になって気になって…。

色々あって、清太郎はまた失敗して借金を抱えてしまう。
そこで、むかし所属していた一座に、役者と裏方としてお世話になることになった。不義理をして辞めてしまったけれども、ある交換条件で、座長が借金を肩代わりしてくれることになったのだ。
それからは、いろんな困難はあれども、清太郎が捨てきれなかった役者の血が騒ぎだして……。
お父さん!かっこいい!!!
清太郎が大衆演劇の楽しさを教えてくれる。

これから読む方のために、寛二についてはあまり触れないけれど、彼がどんどん成長していく様がなんだか頼もしく思えてくる☆

おやじギャグも出てくるし、軽快な感じで進むし、「なんでーーーーーっ」ってちょっとしんみりするサプライズもあるし。
なんつっても、役者魂炸裂!!清太郎一座の『母恋旅烏』はドキドキしますよー。


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2006年08月05日 荻原浩 トラックバック(3) コメント(0)

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(書評)母恋旅烏

著者:荻原浩 母恋旅烏価格:¥ 740(税込)発売日:2004-12 もともとは

2007年01月04日 たこの感想文

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2006年08月07日 読書感想文 と ブツブツバナシ

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