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永遠の出口/森絵都/集英社文庫

普通の女の子の物語度★★★★★

なのになんでこんなに楽しめたんだろう。
いろんな思い出がよみがえります!



永遠の出口
森 絵都(著) 集英社文庫

森絵都は読んだことがなかったので、直木賞きっかけで読んでみることにした。

著者初の大人向け物語とのことだけれど、児童文学と大人小説の境目という感じ。
岸本紀子という女の子の、小学校3年生から高校を卒業するまでの成長をたどった連作。
もうもう普通の女の子の物語。

時代背景がすごく具体的に描かれている。
小学校の高学年でたのきん全盛期だった人は、かぶる思い出が多いんじゃないかな。
わたしの、たのきんマッチ熱は、小学校3年生くらいだったはずだから、ギリギリかぶっててノスタルジーな気分だった。

サンリオの文房具に夢中なとこもとっても懐かしかった。
風の子さっちゃん派、そういえばいたなぁ~
わたしはキティちゃんとキキララに相当入れ込んでたけど、パティ&ジミーとかマイメロディとか浮気したりしてた。ゴロ・ピカ・ドンの缶ペンは2年くらい使ってた気がする。。。懐かしすぎる(*^^)v
一人で電車に乗ったのも、サンリオに行きたいとお母さんに言ってみたときで、ドキドキで4駅乗って帰った。あの時はすごい冒険だった。
この物語でも友達同士で電車に乗って、町にサンリオキャラクターを買いに行く。当たり前の子どもたちのはしゃぎっぷりだし、ひとりが来れなかったからおそろいのを買おう!とか…会話も普通なのに、すごく興奮が伝わってきて、もうもう良かったなぁ。。。

ずーっと、あーこんなことで悩んだ、こんなことでふてくされたや、とか思いながら、久々に電車を乗り過ごすという楽しい楽しい読書だった。



男の人は、はまれるとは思えないけど、どうなんでしょうか?
とっても女の子女の子してるお話しで、わたしはそういうのは恥ずかしくなるから苦手なんだけど、これはちょっとタイプが違うし、普通の女の子でもいろいろ考えてんだよなぁとか、自分の存在価値の無さを嘆いたりするときに楽な気分にしてくれる感じ。

紀ちゃんの、家族や友達との他愛もない会話や、初めてのバイトや、淡い恋、なんだか懐かしくて恥ずかしい。
中学生くらいの恋愛って、もうしょーもないから、紀ちゃんと保田くんの恋は笑えた。

この本は普通の女の子が主役で、ドラマチックってほどではないけれど、あれよあれよと意外な展開になっていくから、ほんわかだけでなく楽しめた。
また森さんの本読んでみようと思える、とても心地よい作品。


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2006年07月25日 森絵都 トラックバック(6) コメント(6)

コメント

あおい☆さん
コメントありがとうございます。
なるほど、『カラフル』もいいんですね♪

-死んだはずの「ぼく」の魂にむかって天使が言った。「おめでとうございます、抽選にあたりました!」。そうして、ぼくは輪廻のサイクルに戻るために、下界にいるだれかの体を借りて(天使業界では「ホームステイ」というのだそうだ)前世で犯した悪事を思い出さなくてはならなくなった。-

この説明文を読んだだけで、こういう話は大好きなので楽しめそうって思います!
『DIVE』を読み始めたので、今度読んでみますっ!

2006年07月28日 おいしい読書 URL 編集

森絵都さんの本なら
私は「カラフル」が好きです^^
高校時代に出会って読みましたが、
最近読み返してます♪

2006年07月28日 あおい☆ URL 編集

じゅんさん

やっぱりですか…
そしたら、次は爽やかにDIVEします!

2006年07月27日 おいしい読書 URL 編集

そうですねー男としては、はまれませんでした。。
共感できてなんぼな話ですよねーきっと。

DIVE!!はオススメですよー
さわやか爽快です!

2006年07月27日 じゅん URL 編集

ななさんコメントありがとうございます。

パティー&ジミーかわいいですよね(*^^)
わたしもあっぷりけ付いたジーパンはいてました☆

2006年07月27日 おいしい読書 URL 編集

TBとコメントありがとうござました。

私は紀子と同じ時代をすごしてきたので
この本はすごく思い入れの強い本になりました。

ちなみに、私はパティー&ジミーが好きでした。

2006年07月26日 なな URL 編集

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