スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

明日の記憶/堤幸彦監督

ビシっといこうビシっと度★★★★★

荻原先生!映画でも泣いちゃいました。

『明日の記憶』公式サイト

原作を大事にした感じで、映画より先に本を読んだ人でも満足できる作品になっていたと思うな。

もうすぐ50歳になる働き盛りの佐伯雅行(渡辺謙)は、広告代理店のバリバリの営業部長。
待ちに待った大きな仕事が入ってきて、これからという矢先、「若年性アルツハイマー」の初期症状と診断された。

「私がいます。私が、ずっと、ずっとそばにいます」
と、一緒に闘っていく妻・枝実子には樋口可南子。
父親を自分なりの明るさで気遣う娘に吹石一恵。
原作で感じたが、妻と娘は穏やかで明るく、発病してからも気丈に家族として普段通りに愛していく様子が涙を誘った。
結婚式、とてもよかったな…

キャストは、田辺誠一とミッチーはピンと来なかったけど、ほとんど自分のイメージを崩さなかったから、バッチリ安心して観れた。
なんていっても、香川照之は最高に上手☆
渡辺謙の得意先の課長役なんだけど、こんな人いるなぁ。
下請け会社の年上部長に対する接し方、ほんとにうまかった。

大滝秀治と渡辺謙のシーンも、さすがだった!
原作の中でも崩しちゃいけない部分だったと思うから、気合入ったと思う。
泣けて泣けて(>_<)とってもいいシーンだった。



わたしは、この原作が初めての荻原作品だった。
次に読んだのが、『神様からひと言』だったから、まったく違う印象で、同じ著者が書いたとは思わなくてびっくりした。
でも、広告代理店の話は詳しいし、スマートなユーモアで納得したけれど。

若年性アルツハイマーは、進行も早く、周囲も様々なことを犠牲にしなければならない大変な病気だと感じる。
実際の大変さはその人の立場にならなければ分からないけれども。
「思い出が消え去ったとき、一番大切なものが見えてくる」という感じがひしひし伝わってきて、本当に読んでよかったと思った。
『明日の記憶』は映画もよかったけれど、原作を読んでいない方は是非読んでほしい。そして他の荻原作品のすばらしさにもはまって欲しい!


明日の記憶
荻原 浩 (著) 光文社



↓わたしの中ではネックのシーン。いっぱいしゃべっちゃってます。 
楽しみにしている方は読まないでください。



渋谷にある得意先に向かう佐伯部長。
何度も行っている会社なのに、どうしても思い出せずにパニックに陥る。
このシーンは、何度読んでも怖くて怖くて震えた。
自分が佐伯だったら、そう考えると、つらくてかなしくて涙がでる。
映画化と聞いて、このシーンをどう撮ったのか、まさか省いていないだろうかと、それを確かめたくて観に行ったといってもよかった。
やはりこのシーンは、すごく衝撃的に扱われていた。
堤監督に感謝。
他にも、自分の体調不良に気づき始めるところや、診断が下される前の医者とのやりとりや、「どうして俺が…」と病名を聞いて苦悩する姿は、ファンではないけれど渡辺謙でよかったなぁと思った。

陶芸教室の先生に、自分の病気を利用されたと知ったときはほんとにつらかった。厳しい現実を突きつけられて、怒りをどこにぶつけていいかわからない佐伯がかわいそうでかわいそうで。。。この部分は原作の方がずっと切なく書かれていたと思う。

ラストで雅行と枝実子は再会する。
その再会はとってもつらく絶望的なのだが、枝実子の表情に観客は救われ、そしてすごいな…と思うのだろう。
ほとんどの人が、枝実子のようには生きていけない、と思ったんじゃないかな。

記憶を失っていくということはとても恐ろしく哀しいこと。
人を愛し、一緒に生きて行くということは、生半可な気持ちじゃだめだ。大変なことなんだよなぁ。。。と考えた映画鑑賞だった。

スポンサーサイト

2006年07月05日 邦画 トラックバック(0) コメント(4)

コメント

やまさん
うん。元気みたいだね。
最近ごぶさたなので、そろそろ出没しますねー

2006年07月11日 おいしい読書 URL 編集

元気ですよ☆

2006年07月10日 やま URL 編集

注意!ネタバレあります!!

やまさん。元気?

そうだねーーー
あの自己紹介はほんと、涙涙だったね。
樋口可南子の表情もすばらしかったね!
本も映画もよかったのは久々だったなぁ。

2006年07月06日 おいしい読書 URL 編集

 明日の記憶 本&映画見ましたよ☆

わしは、最後の奥さんが改めて自己紹介するところが

感動的でした。。。

2006年07月06日 やま URL 編集

コメントの投稿







管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。