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一瞬の光/白石一文/角川文庫

大切にされたくなっちゃう度★★★★★

橋田みたいな完璧な男、そうそういないけど。
それにしても竹井…気の毒だな…(>_<;)


一瞬の光 角川文庫
白石 一文(著)

丸善の文庫担当者1位と書いてあって、白石さんの本は読んだことがなかったし買ってみた。
あまり普通に側にいるタイプが出てこないし、わたしの好みの本ではないんだけど、後半からラストは面白くて、これがデビュー作とはすごいなと思った。

橋田浩介は東大卒の38歳。
一流企業で扇谷社長の側近を務めていて、今回異例の抜擢で人事課長に就任した。
出世コースを順調に歩んでいた橋田は、社内の派閥抗争に巻き込まれる。
そして、意外な裏切りに絶望する。これが発覚したときは、様々な波紋がリアルに描かれていてちょっと鳥肌たった。


橋田は「女は向こうから寄ってくるものだと思っていた」という、かっこいい男。顔だけで近寄ってくる女とは遊びで付き合ってきたが、やっと自分が本気になった恭子に出会い結婚を決意するが、こっぴどく振られてしまい人間不信に陥っていた。

橋田は扇谷に姪の瑠衣を紹介され、身を固めるか悩み中。
そこで出会うのが中平香折。橋田の会社の面接を受けるが落とされる。
その夜、香折がバーテンダーのバイトをしている店に、部下の竹井に連れられた橋田が偶然やってきてふたりは再会する。
女が絡まれているところを男が助ける、というベタな接近方法でちょっとうんざりしたけど、香折の存在が意味深な感じで何かが起きそう、って思わせるから受け入れられた。

ひとつやだったのは、恋愛小説だしそれなりなのかも知れないけど、どうしても受け付けない性描写があって、気分悪くなった。
それと、もうひとつ。話が進み橋田は香折に振り回される。橋田がバランスを崩していく様がたくさん描かれていたから、もっと壊れちゃうのかと思った。それほどでもなく意外とスマートな生活を送っているから、エリートはエリートなりのどん底ってことか~となんだか肩すかしだった。

でも彼が、輝きに満ちた一瞬の光に気づかされる瞬間や、社内の事件や真相が明らかになっていくシーンはドキドキ興奮できる本だった。

トラウマを抱えた香折と、何不自由なく育ったお嬢さま瑠衣。
2人の間で揺れ続ける橋田。
この対照的な2人のどちらを選ぶのか?

橋田は、こう言われる。
大切にしてもらうことが、自分を大切にすること。
あ~…大切にされたいなぁ…(T-T)って、ちょっと人恋しくなっちゃう本です。
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2006年06月24日 白石一文 トラックバック(1) コメント(3)

コメント

コメント欄に失礼致します。こうじょうコム管理人のみつです(^^)。

リンク登録が完了しましたので報告致します。
間違い・訂正等がありましたらご連絡ください。
ブログ紹介に力を入れて運営していきますので、今後のブログ生活のプラスαとして是非ご活用ください。
また、新しい分野・世界に興味を持つきっかけにして頂けると嬉しいです。
何かありましたら気軽に連絡してくださいね(^^)。
リンクして頂きどうもありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します(^^)。

こうじょうコム
http://kojo-com.main.jp/

2006年07月01日 みつ URL 編集

みつさん
リンクのお誘いありがとうございます。
たくさんジャンルがあるんですね。すごい!
登録させていただきました☆
よろしくおねがいします。

2006年06月30日 おいしい読書 URL 編集

はじめまして。こうじょうコム管理人のみつと申します。
書籍について書かれているのを読んで書き込みさせていただきました(^^)。コメント欄にすみません(^^;)。
今、多くのブロガーの皆さんと協力してブログのリンクサイト「こうじょうコム」(http://kojo-com.main.jp)を運営しているのですが、もしよろしければリンクさせていただけないでしょうか?
会社ではなく皆さんとの協力で運営しているサイトなので、比較的アットホームな雰囲気になっています。
ブログ紹介にも力を入れています。ブログ生活のプラスαとして是非ご活用ください。
お友達をお誘い頂いても構いませんので、是非ご一緒にご参加ください(^^)。
もしよろしければ下記項目をリンク登録フォームにお願い致します(^^)。

お名前:
タイトル:
ブログのURL:
希望ジャンル(5個まで):
紹介文(50字程度):

ジャンル分けや紹介文の作成が面倒な場合は「リンクフリー」とだけ書いていただければこちらで振り分け等させて頂きます(^^)。
唐突なお願い失礼致しましたm( _ _ ;)m。

2006年06月29日 みつ URL 編集

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◎「一瞬の光」 白石一文

主人公は一流大学を出て、一流会社でバリバリ働き、顔はハンサム、女の扱いも上手、と不足するものは何もないという環境に身を置く。かと言って、性格的にも鼻につくようなことはなく、正義と理性と愛情のかたまりのような人間である。そんなに出来過ぎていたら小説にならな

2006年06月25日 「本のことども」by聖月

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