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月の扉/石持浅海/カッパ・ノベルス

アッと驚く犯人度★☆☆☆☆

座間味くんって…なんだろ…\(--;)
『師匠』なんか言ってよぉ!


月の扉    カッパ・ノベルス
石持 浅海 (著)


国際会議を控えて厳重な警戒下にあった沖縄那覇空港で、ハイジャック事件が発生する。
犯人は、柿崎修、真壁陽介、村上聡美。
彼らの共通点は、不登校児童の教育キャンプ。
それぞれが心に傷を持ちキャンプに参加した時、『師匠』こと石嶺孝志と運命の出会いをする。以来『師匠』を敬愛し、ボランティアスタッフとしてキャンプを手伝っている。
その『師匠』が略取誘拐の容疑で逮捕されてしまった!
彼らは「再生の世界」への夢を果たすためハイジャックを決行する。
その要求は、『師匠』を釈放しろというのではなく、空港へ連れてくるだけでいい、というのだが。。。

武器を機内に持ち込むまでは意外と楽しめそうな感じがしたんだけど、途中からぐだぐだになってきたm(__)m



新興宗教の匂いをプンプンさせていて、他の小説には見られない展開がありそうで面白いかなぁと思ったんだけど…
まず、『師匠』は無実の罪であり、その理由がめちゃくちゃな不当逮捕だったことで失望した。
また、『師匠』のキャンプに参加した子どもたちは、立ち直ってすごい才能を発揮しているというのだけど、それが、東大から中央官庁に入っただとか、医者になっただとか、カリスマ歌手になっただとか…それで「子どもたちはみんな幸せに成長している!」って言われても、なんだか、うーん…(◎-◎)

ハイジャックのさなか偶然乗り合わせたキャンプ関係者が不審な死に方をする。
そこから、座間味くん(座間味Tシャツを着ているからこのあだ名がついた)が登場する。
彼は別に警察でも探偵でもなんでもない乗客なのだが、それはまあいい。なぜか真壁はハイジャックそっちのけ(の印象)で、死人は自殺か?他殺か?他殺ならばどうやって?推理しろと座間味くんに託す。
座間味くんがひねり出す推理に、柿崎や聡美がいちいち感心したりため息をついたり、真壁が褒めたりけなしたり…なんか軽い。
コミカルな雰囲気を出そうとしてるのかもしれないけれど、中途半端で面白みがないm(__)m
死体を発見してからは緊迫感がまったくなくなって、座間味くんの推理も「おー!」って感じに思えなかった(>_<)

でも、結末は気になったんです。
『師匠』がきっとすごいこと言うはず!とか、
座間味くんの正体は?とか、
どんでん返しみたいなことがあるのか!とか…

勝手な期待とは違ったけれど、終わりはこれでいいんだろうな、という気はする。でも、なんか物足りない印象が残った。
座間味くんという存在を大きく大切に扱い過ぎて、『師匠』のことや事件の真相への関心が薄れてしまったからかなぁ。残念だった。

石持さんの他の作品読んで見ます。

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2006年04月14日 石持浅海 トラックバック(0) コメント(0)

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