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嫌われ松子の一生 上下巻/山田宗樹/幻冬舎文庫

誰の人生にも転落するきっかけがある度★★★★★

松子!ばかな女だけど、
わたしは嫌わないよ!!!

松子の今後が気になって仕事が手につかなかったです(>_<)

映画化でますます売れてるみたいですね!楽しみ♪


嫌われ松子の一生 (上)    幻冬舎文庫
山田 宗樹 (著)

「松子の一生」を、松子の甥である笙が明らかにしていく。
平成13年、松子は暴行を受けたことが原因で、内臓破裂により失血死していたところを一人暮らしの部屋で発見された。笙の父親が、笙に松子の部屋を整理するよう頼みにくる。
父親は姉の松子と既に絶縁しており、笙には松子の存在すら知らせていなかった。
笙は戸惑いつつも、関わり始め、いつしか松子の真実を知りたいという想いを抱くようになる。
そしてさみしい生涯を終えた松子の凄まじい人生に触れていくのだが。。。


とても興奮して読み進んでいったけれど、松子が転落していく様子があまりにもかわいそうで恐ろしくて泣けてきた(>_<)
「松子はあほな女」と言う人もいるだろう。「わたしはこんな生活耐えられない!」「自ら選んで不幸をしょっているのだ」と。
ただ、女性が今ほど職場や家庭で発言権があったとも思えない。
そんな中でも、松子は中学校の教師として意欲に燃えている時期であった。
ある事件をきっかけに才媛故のプライドが邪魔して、真面目過ぎる彼女を転落の道に陥れていった。
松子だけが悪いわけではない、と思う。でも、なんでここまで誰にも相談せずに、自分で「もうだめだ」と決めてしまうのか?
本当に残念で仕方なかった(T_T)
松子に感情移入し、電車を乗り過ごしたいくらい引き込まれた小説だけれど、冷静になると意外と要らない部分があった気がする。
笙の恋人である明日香は、もっと関わらせた方がよかったのではないか?
それか逆に、松子の一生を追う存在としては笙だけで十分だし、松子を追うきっかけは他の理由でもよかったように思う。
明日香が急に実家に里帰りしてしまうなど、まるでキーマンかのように扱っている。読者に気にならせている割には衝撃の真実はなく(松子が凄すぎるからなんだけど)拍子抜けした。
笙の恋愛は、興味がないのが正直なところ(^^;)もちろん笙の成長も記したかったのだろうと思うのだけれど、「それより松子!」と思って読んでいたからなぁ。
松子の想いは全部笙に届いたわけじゃない。そこが悲しい。どんなに周辺を掘り起こしてみても、相手の考えすべてが理解できるわけじゃない。人間死んだらおしまいだから(>_<)



嫌われ松子の一生 (下)    幻冬舎文庫
山田 宗樹 (著)

下巻の松子はハイペースでお決まりコースを転げ堕ちていく。
男も悪いが、そんな男に付いていくと決めた松子も悪い。
ただ、これ以上の不幸はないんじゃないか?と思ったとき、優しい男の誘いや、頼りになる男のひと言で人生を預けてしまうことって、ないと断言できないのかもしれない。
松子の人生の大半は、相手の男のしょうもなさが原因である。
しかし松子の生活を考えてみて、このどうしようもない弱々しさを非難できなかった。
人生の転落は誰にでも起こりうると身に染みた。
松子の不幸の原因は、根っからの真面目人間の人一倍強いプライドが、すべてなのだろう。わたしは根が真面目じゃないから、松子みたいな思い詰め方じゃない。違う転落なんだろうな゛(/><)/


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2006年03月23日 山田宗樹 トラックバック(0) コメント(1)

コメント

そーなのよ、グイグイおもちろかった割に、浅い部分がありすぎでちょち不満でした。
たしかに松子がスゴ過ぎで^^;
今まだ手元に、図書館から借りておとといよんだばっかりの『嫌われ松子』があるが、読んでる最中、残りページ少なくなった時に『これで話に収拾つくんかよう』って違う意味でハラハラ。明日香も犯人もやっつけっぽい感が否めない。ワラシなんか、犯人は紀夫(弟:笙のとーちゃん)だと睨んでたのに~~。

『天使のナイフ』と『メトロに乗って(だったかな)』が、最近の中のヒットでおもろかったですよ。

2006年04月12日 雲丹くう子 URL 編集

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