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ねこのばば/畠中恵/新潮文庫

若だんなの健康度★★★☆☆

待ってました!佐助主役のお話入ってます♪
血なまぐさい事件が増えてきたぞ。

ねこのばば
ねこのばば
畠中恵(著) 新潮文庫

「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」「産土」「たまやたまや」短編5編。
やっぱり『しゃばけ』や『ぬしさまへ』より、妖(あやかし)のキャラクターが出来上がってきた感じもあって、安心して楽しめた。

長崎屋の若だんな一太郎くん。前よりはだいぶ身体丈夫になってきたかな。今回は布団の中より意外と外に出ることが多い!

3作読み続けてみると、どっちかといえば人間の欲深さや愚かさが事件の発端になっていることが多い印象。そこで若だんなの推理と妖たちのパワーで解決!って感じなんだけど。。。
これはこれで面白いんだけど、わたしとしては、妖たちの関わってる不思議な事件が好き。
だから、今回は「産土」がたまらなかった。
ましてや、今まで素顔(どれが素顔かわからないけど…)にあまり触れられていない佐助が主役。
普段の若だんなへの過保護さが納得できる、愛あふれるドキドキ切ないお話。
妖と妖の対決はどうなるのか!?

佐助のお話ですごい楽しいのに、仁吉が出てこないと、それはそれで不満だなぁと思って読んでたわがまま読者。
だから、最後の一文は、なんかものすごく家族の温かみを感じた。若だんなへの愛と、仁吉との関係を垣間見ることができたようで、この話好きだなぁ。



たぶん、こういう妖が出てくる話が好きな人って、「花かんざし」に出てくる於りんみたいな存在が好物なんじゃないかな。
わたしは、於りんが妖を見ることができる小さな女の子で、若だんなや手代たちが不思議に思って困ってるシーンだけでも、なんだかワクワクした。わたしが妖を見てみたいからかな(^^;)
内容は悲しいお話だったんだけど。。。長崎屋の主要人物・主要妖総出演って感じで、読み応えもあった。

「茶巾たまご」は、“福の神”がネックになる。
正体などをラストまで分からないようにするのは仕方ないんだけど、ちょっと分かりずらい部分があって、「妖を見ることができる人間は限られてるし、妖同士ならどんな妖怪か分かりそうなものなのに…」っていう疑問を抱えながら読み進んだから、ちょこっと消化不良気味。

「ねこのばば」 では、『しゃばけ』でちょこっと出てきた、広徳寺の僧、寛朝さん。お札の効き目は本物だけど、お金をふんだくるので有名。そしてなんといっても、彼は人間だけど妖がわかる。きっとまた登場するだろうな。寛朝さんはなかなかいいキャラだし。でもまあ、これもまた『百鬼夜行抄』にも住職さんが出てくるから、似てるなぁ。。。妖にお寺神社はつきものだから当たりまえっちゃー当たりまえかな。そういえば『百鬼夜行抄』の新刊まだかな(*^^)

「たまやたまや」 は、若だんなが、幼馴染の栄吉とお春に巻き込まれて大騒動。若だんなに何かあったとなれば、手代が黙っていない!!!
もうちょっと早く出してほしかったけどな☆
これは楽しい気分になって、ラストにふさわしい淡いかわいいお話。

次は、、、どんなお話だろう。
佐助と仁吉が、若だんなについて話し合ったりするシーンがあったりすると楽しそうだなぁ。
それに、そろそろ若だんなの恋とか結婚とか、あるかも知れないな。そしたら大騒ぎだ。楽しみ(^0^)


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2007年03月02日 畠中恵 トラックバック(0) コメント(0)

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