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ぬしさまへ/畠中恵/新潮文庫

仁吉に思い人がいた!?度★★★★★

妖(あやかし)もうちょっといっぱい出して~
それにしても、若だんなは急に事件解決に役立ってたな…

ぬしさまへ
ぬしさまへ
畠中恵(著) 新潮文庫

長崎屋の若だんな一太郎シリーズ第2弾。
今回は短編になってた。
「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「空のビードロ」「四布の布団」「仁吉の思い人」「虹を見し人」の6編。
わたしの1番は、「空のビードロ」かな。
なんでかはここでは言えないけど、本読みながら「あ…そうだったんだぁ」って安心した。

今回も、全編通して一太郎の、おぼっちゃまならではの無邪気な愛がふんだんにあふれる。
しゃばけ』で気になってた人のその後や、あの人の昔が知りたい、って欲求を満たしてくれた!
たぶん『しゃばけ』を読んで気になってる人物と言えば・・・あの人とあの人でしょう☆
ということで、短編だからこの本から読んでもいいけど、順番だとより楽しめるでしょう(*^^)v



一太郎は、『しゃばけ』のときにくらべて、一気に推理力が増した気がする。世間知らずぶりもそれほどなくなった。
意外と手代がいなくても平気なんじゃないか・・・と思わせるくらい。それでもすぐ風邪ひいたりしちゃうんだけど。
読者としては、このたくましい推理力は、徐々に発揮していくか、最初っからすごかったかにしてほしかったなぁ、とは思った。
一太郎が活躍する方が話としておもしろいからいいんだけど、わたしはむしろ、若だんなを助けるために躍起になる仁吉と佐助の妖っぷりが見たい。
たとえば、「虹を見し人」の、仁吉と佐助の行動が有り得なくて納得できなくてさみしくなった…。お話としては、不思議な雰囲気でしんみりして読み応えもあるのだけど。
手代はふたりとも、何よりも誰よりも若だんなが大事だから、若だんなに対してこう言う行動はとるわけないって思っちゃう。
一太郎の葛藤や成長をこういう形で表現しなくても、と切ない気持ちになった。
人とは違う妖の突飛な言動が、このシリーズの魅力と考えればいいのかなぁ。。。。
でももちろん大好きな世界だから読み続ける。短編になったからスピード感があっておもしろさ倍増だし。

他には一太郎が主役でないお話もあったけど、中でも「仁吉の思い人」の壮大な恋物語は、愛って運命って素敵だなぁとあったかい気持ちになれた。必読短編♪
そのうち佐助が主役のお話もあるだろうな。楽しみ。
今読んでる『ねこのばば』でも、一太郎くん寝込みつつも快調でっす♪


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2007年02月28日 畠中恵 トラックバック(0) コメント(0)

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