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図書室の海/恩田陸/新潮文庫

学校の怪談度★★★☆☆

次のサヨコは誰!?
夜ピク』もよろぴく!

図書室の海
図書室の海
恩田陸(著) 新潮文庫

『六番目の小夜子』を読んだのは結構前だったけど、ドキドキしながら読んだ覚えがある。ただの学園ものの怪談ではない。不気味さがじわじわきた。どうやらいまいちって人もいるみたいだけど、わたしはとっても楽しめた。
表題作「図書室の海」が、『六番目の小夜子』の番外編で書き下ろし。またサヨコにひんやり気分にさせられた。

↓このふたつが楽しかった人は、是非読んでみて。
六番目の小夜子 夜のピクニック



「ピクニックの準備」は、『夜のピクニック』の予告編として書いたのだとあとがきで恩田さんがいう。
夜ピクを読んでいるからだけど、短編なのに、ふたりの気持ちがよくわかる。まさしく前夜祭という感じ。不安と期待の入り混じった気持ちがこっちにまで伝染してくる。たぶん、この後でもいいし前でもいいから、『夜ピク』読むともっといいと思う。

恩田さんの学園ものは、30越えたわたしが読んでも甘い気持ちに戻れる。
ピチピチの高校生会話のはずが、自然だからなのか、読んでても恥ずかしい気持ちにならなくて助かる。不思議さとやわらかさと鋭さと…盛りだくさん。恩田さんはほんとにすごい。

他の短編だと、わたしは「ある映画の記憶」と「ノスタルジア」が印象深い。
気持ちは追い詰められるのに、読み進むうちに落着いてきてあったかい気分にさえなる。
突然迷路に入れられて、迷ってさみしくて恐い気分になるんだけど、出口の方角だけは教えてくれる、ってな具合だな。
いつもそうだけど、ドキドキさせられた後にすがすがしさがやってくる。恩田さんの作品はホラーとかサスペンスとかでくくれない(*^^)

あとがきで恩田さんがひとつひとつの短編について書いている。元ネタや、どうやって生まれた物語かなどがわかって面白かった!


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2007年02月21日 恩田陸 トラックバック(0) コメント(0)

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