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マンゴー・レイン/馳星周/角川文庫

女の敵がうようよ(>_<)度★★★★★

マサとメイの生き残る確率は何パーセント?
バンコク怖くて足踏み入れられなくなりそだ…。

マンゴー・レイン
マンゴー・レイン
馳星周(著) 角川文庫

ひさびさの馳星周。この前知り合ったSさんが貸してくれました。
大盛りの野菜炒めと格闘しながら、今読んでる本の話になった。
Sさんは『マンゴー・レイン』を読んでいて、2回目なんだそう!「途中だけどいいよ」と快く貸してくれた。ありがとうです(*^0^*)
ちゃんと266ページにしおり戻してお返しします!
今度は普通盛りのお店に行きましょう☆

馳星周と言えば、『不夜城』は結構読んだことある人多いんではないでしょうか。映画もよかった。
わたしも大好きな、香港スター周星馳(チャウ・シンチー)。馳星周も彼が好きで、反対から読んだ名前をペンネームにしたんだ。
チャウ・シンチーの『少林サッカー』は大笑いだった。吹替版も観たくて2回行っちゃった(*^^)『食神』もサイコーだから、まだの方は是非是非どうぞ☆

それにしても、647頁、長い!でも、だいたいハラハラしっぱなしだった。『不夜城』『夜光虫』『鎮魂歌』くらいしか読んでないけど、あいかわらず暗い・怖い・悲しいんだなぁ(T_T)

誰が裏切り者なのか?誰を信頼すればいいのか?
大金を追い求めて、ヤクザから政財界からバンコクのすべての大物が動き出す。

マンゴーレイン、雨季の訪れを告げる夕立は、誰に祝福を与えるのか?それとも…。



マサこと将人は、タイに腰を据えた日本人の二世。同じ年の同じ月に同じソイ(メインの道路からいくつも延びている小さな通り)で生まれた、幼馴染の富生は三世。
将人は敗者の息子、富生は勝者の息子だった。それは今現在も変わらない。
マサは短気な、ヂャイ・ローン(―直訳すれば熱い心、ぶっちゃけていえばすぐ頭に血がのぼる莫迦野郎、とのこと)なのだ。反対語はヂャイ・ジェーン(―冷たい心、理性的な男で、富生のような男のこと。)これから読む方は、よく出てくる言葉なので覚えておきましょう~。
チャットは、ふたりと幼馴染のタイ人。昔よくつるんで悪さをした。陸軍に入隊し、今はヤクザのボディーガードをしている。

マサは日本で暮し、新宿の風俗で働く女を捜し連れていくというちんけな仕事のために、年2回ほどタイに戻る。
ちょうどバンコクにいた時、偶然富生と再会する。「女をひとり、シンガポールに出国させてほしい」と、富生から仕事の依頼を受ける。
その女が、メイ。親戚に売られ、売春宿から命からがら逃げている女。メイのような女ひとりに、なぜ富生のようなお金持ちがわざわざそんな仕事をしているのか。
それは、メイの持っている仏像に秘密が隠されていた!

ふー。。。しょっちゅうマサに危機がおとずれるから興奮して疲れたな(^^;)

メイはマサのような男の被害者だから、ふたりが力を合わせるわけはない、と思うのだけど、そこは小説。
確かに、大金のためには、人間はどんな相手でも味方につけようとするのかもしれないけどさぁ。
そして、最低の人間ばっかりが登場するから、感覚が麻痺してしまって、マサが死にそうになると、「がんばれ!切り抜けろ!」とか思ったりしてしまう…。マサの生き様は、人として最低だし同情の余地なんか一切ないのに。。。

誰が生き残るのか?そして、誰が裏切るのか?
中盤のマサとチャットの秘密の合図のときは、もうドキドキしてわたしまで生きた心地しなかった(--;)

それにしても、最低男達の気持ち悪さに腹が立つ!
これほどひどい街なわけないと思うけど。。。
どんなことがあっても、ソイには絶対近付かないぞ!と決心した本だった。


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2006年12月21日 馳星周 トラックバック(0) コメント(0)

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