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松本清張傑作短篇コレクション〈上〉/宮部みゆき責任編集/文春文庫

松本清張先生12月21日生まれなんだ度★★★★★

大変個人的なことですが…
大切な人2人と同じバースデー(*^^)
もうすぐだね~♪

松本清張傑作短篇コレクション〈上〉
松本清張傑作短篇コレクション〈上〉
松本清張(著) 宮部みゆき責任編集 文春文庫

松本清張の傑作短編コレクションを、宮部みゆきが責任編集。
まさに傑作の連続で面白かった。

清張先生は、超有名なのしか読んだことなくて、短篇も読もうと思っていたけど、膨大な作品群だし何から読んでいいかわからなかったからこの本は助かった。
たまたま会社で松本清張話になったら、Kさんがこれを勧めてくれた。本のことはもちろんのこと他にもいろんなことをよぉぉぉく知ってるリスペクトKさん♪
毎日楽しいネタを提供してくれるから、常々「今日のKさん」ブログを始めたいって思ってるくらいなもんだけど…(*^^)
ほんとは、中巻の『書道教授』とか『式場の微笑』とかすごいよーって教えてくれたんだけど、いちよ上巻もちらりと見てみたら面白そうだったからまずこっちから挑戦してみた。

ミステリ・デビュー作なんかも入っててお得。これがデビューなんて、やっぱり巨匠は違うなぁ。
宮部みゆきの前口上が各章の冒頭についてて、わかりやすい松本清張入門書になってた。



この前の『新日曜美術館』で、浦上玉堂特集をやった。なんてタイミングばっちりなんだ!ラッキーだったなぁ。。
この本の中に「真贋の森」という短篇があって、浦上玉堂の絵についての描写がたくさん出てくるから、気になって気になって…。
千葉市美術館で展覧会をやっているから放映したんだけど、ちょっと遠いし行けないし、玉堂さんの絵も全然知らなかったから(^^;)感謝感謝。それに、玉堂さんは、書や詩、琴までやっていた。今でいうマルチタレントだったらしい☆機会があったら絵を観にいきたいなぁ。

そして、この短篇の内容は、もうもうドッキドキ。
「俺」は、ある教授の嫌忌をうけていなければ、今ごろは、どこかの大学の美術史の講座をもち、著書もかなり出しているはず。学界の権威になっているかもしれなかった。

この悔しさを抱えてここまで生きている。そこへ、鑑定屋や骨董屋が、先生先生!っていい味だしてすり寄ってくるんだなぁ。
「俺」の鑑識眼をフル活動させたやり口で、積年の恨みを晴らすチャンスがやってくる!
ラストは画家のプライドがどう転ぶか!?
来るぞ来るぞ!と思ってたら…こう来たか!!興奮したなぁ。
そして、安堵やらがっかりやら、いろんな気持ちがまじったため息がでた。

他も、傑作だらけ。
鴎外ものとしては、或る「小倉日記」伝がなんだか泣けてきた。
そして、「一年半待て」「地方紙を買う女」「理外の理」なんかは悲哀に満ちたグッとくるミステリー。なんだろうな、やっぱり画が浮ぶというか。「地方紙を買う女」は、その女の寂しい顔が思い浮かんだし、「一年半待て」「理外の理」は、緊迫した対決のシーンが見えてくる。とにかく静かな感じなのにゾクゾクさせられるという感じ。
読後唸らされる作品ばかりだった。

今度は(中)を入手して『書道教授』とか『式場の微笑』も読まなきゃ!


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2006年11月21日 松本清張 トラックバック(0) コメント(0)

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