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赤い指/東野圭吾/講談社

加賀!また登場してね!度★★★★★

ラストの真実を聞いたとき…鳥肌たった。。。
読みはじめて気づいたけど加賀恭一郎シリーズだった☆かっこいいなぁ。


赤い指 講談社
東野圭吾 (著)



わたくしごとですがちょっとこわいことがあった。
この本を買うとき、「そういえば『赤い指』はTさんがなかなかよかったと教えてくれたな」と思って買ってみることにした。
それで、読み始めたのだけど、ある家のひとり息子が殺人を犯す。そして、その息子をかばおうと、両親がいろいろ画策する。
わたしは、読みながら、「うん???」と思った。
なんでか、その彼らの手順が手に取るように分かった。「まさか…もう読んでるのに覚えてない???」
先々月発売したばかりの本だし、読んだことを忘れてるなんてヤバすぎる(T_T)と焦って本棚を確認しても『赤い指』はない。連載されていた小説現代も読んだ覚えはない。
えーーーと思いつつ、ラストは全然知らなかったから、すっごくドキドキしながら読書を終えた。
でも、なんで知ってたんだろう…疑問が残ってちょっと気持ち悪い日を1日過ごした。
そして、次の日、「あ…確か…お勧めしてくれるときTさんがちょっと内容話してくれたんだった…」(そうですよね?)と。。。
そんなに日も経ってないのに、ましてやTさんが紹介してくれた本と思って買ったのに…。超能力でも持ったのか?とあほらしいこと思いながら読んでいた…。
思い出せなかったことに結構落ち込んだ…。あーあ…。自分でも驚くほど物忘れが激しくなってんだ(>-<)
最近はじめた数独は役に立つだろうか…脳をもっと活性化させることしなきゃ…。

ということで、ある程度あらすじを聞いてても、相当いろいろ考えさせられてあっと言う間に引き込まれた本(^^:)さすが東野さん☆



加賀恭一郎シリーズは7作目とのこと。
わたしは確か5作読んでいるはずだけど、残念ながらあとどれを読んでいないか思い出せない(T_T)今度徹底的に探ってみなきゃ。
本作も他の加賀作品を読んでいるとより面白いかもしれない。でもこれだけでも加賀の感じが掴めるし十分満足できる内容。

この本には、それぞれの登場人物が孤独と闘う深い深い人間ドラマがある。
元警察官である恭一郎の父親は、病におかされ死の渕をさまよっている。
しかし、恭一郎は見舞いにも行かなければ心配している様子もない。そんな恭一郎に腹を立てているいとこの松宮は、母の兄である伯父を敬愛しておりそのために警察官になった。そして忙しい合間をぬっては伯父を見舞いに行く日々を過ごしていた。
そして、小さな女の子の死体が発見され、恭一郎と松宮が組んで捜査をすることになった。

加賀親子の不可解にも思えるその無関心さが不思議だった。ふたりの関係はこんなにこじれていただろうか。
しかし、このさみしい気持ちを納得させてくれる告白がちゃんと用意されている。この鬱々とした気持ちを晴れさせてくれて、読後感が最高で涙がでた。

恭一郎と松宮が追う事件の真相は、前原家にあった。
一家の主である前原は元々の性格もそうなのだろうが、介護を必要とする親と同居していることもあり、さまざまなわずらわしいことから目を背けてしまうという、父親としても夫としてもうまくいかない自分を感じていた。
そんな前原にとって悪夢がやってくる。ひとり息子が幼い女の子を殺してしまった。それにもかかわらず、親として夫としての役割を果たせない彼は、なんと彼自身も大罪に手を染めることになる。
同情もできない彼らの犯罪に、情けなくて悔しくて腹が立つ。

「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身によって明かされなければならない」

最初から犯人を明かすスタイルだからミステリーものではないが、人間の醜さや弱さがじわじわと暴かれていって、思いがけない人間ドラマが展開される。大満足の1冊になった。
加賀の強い精神力とデキル仕事っぷりに圧倒されること間違いなし!


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2006年10月22日 東野圭吾 トラックバック(1) コメント(6)

コメント

藍色さん
わたしもトラバ&リンクさせていただきました☆よろしくお願いします。
また遊びに行かせていただきます(^^)

2006年10月29日 ちゃぴこ URL 編集

書き忘れてました。ごめんなさい。
トラバさせていただきました。

2006年10月28日 藍色 URL 編集

藍色さんコメントありがとうございます。
わたしもそうです。
この家族には、腹を立て悲しくなりを繰り返しながら読み終えました。
お互い無関心な家族という印象だったから、それがこんなときだけ団結するなんて…愚かな話ですよね。
加賀親子の絆が余計強く感じた作品でした☆

2006年10月27日 ちゃぴこ URL 編集

ちゃぴこさん、こんばんは。
この家族、今の時代の現実的な家族の問題を集約したような気がして、
私も腹を立てながら読んでしまいました。
初めての加賀刑事シリーズだったのですが、
加賀刑事の事件に向き合う姿勢、
そして父親への気持ちが印象的でしたね。

2006年10月27日 藍色 URL 編集

ゆうきさんこんにちは。
はい!わたしもです!
将棋の部分もうもう泣けました(>_<)
いい話ちゃんと用意してくれてますよね!
わたしもTBさせていただきます☆

2006年10月23日 ちゃぴこ URL 編集

そうですよね!!!
あんまり、他のブログでは触れられていないようなのですが、
わたしにとって、1番ポイントが高かったのは、加賀親子のエピソードでした。将棋のエピソードなんて感涙です。
TBさせてくださいね~。

2006年10月22日 ゆうき URL 編集

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赤い指 東野圭吾

装幀は緒方修一。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞。主な作品『宿命』『白夜行』『幻夜』『どちらか

2006年10月27日 粋な提案

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