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死亡推定時刻/朔立木/光文社文庫

純くん、なんで結婚指輪???度★★★★☆

原作読んだら謎は解けるのか!?
国選弁護士の大変さを考えると、身近な支援者が必要なんだろうなぁ…と思ったりした。


死亡推定時刻
朔立木(著) 光文社文庫


先週、秋のヒューマンミステリー『死亡推定時刻』を見た。
杉田成道監督と吉岡君主演ってだけで、『北の国から』大好きなわたしは楽しみ(*^^)

でもまぁいろいろ言いたいことはあるんだけど…。
ベタベタなとことかセリフもいっぱいあったし、なぜみんなそんなにサザンを口ずさむのか?誘拐された子はなぜあんなにも冷静だったのか?せっかくの緊迫感の中でそういう疑問を無視できず、集中できなかった(--;)
何より一番気がかりなのは、吉岡君扮する弁護士の左手の薬指の指輪が強調されてたこと。もちろんいい演技してるんだけどさぁ(^0^*)
しかし、なんでだろう???なんか意味があって、きっと奥さんとか子どもの役の人がこれから何か関わってくるんだろうと予想してたのに。最後まで吉岡君役は結婚してなくても特に問題ない設定だったわけで…。
放送時間の関係でカットしたのか?それとも続編へのアイテムなのか?
なんだかすっきりしないので、きっと原作では彼が結婚していることが重大なんだろうと、読んでみることにした。



原作では弁護士川井倫明は結婚してて、その奥さんの存在がやっぱりすこし必要で、支えになっていた。
でも、ドラマであれほど強調された指輪の意味がわかんなくて、勝手だけどテレビでは奥さんのシーンとかはカットされたんだろう…って思うことにした(--:)

著者は現役の法律家ということで、法廷物として楽しめた。とにかく関係書面だらけ。
ひとつ調書とるにもたくさん書かなきゃいけなくて、それは他の本でもよく書いてあるからわかってはいたけど、この本は具体的な形式や細かい描写も書かれていたから興味深い。

内容は、山梨の地元有力者である渡辺恒蔵のひとり娘美加が誘拐され、渡辺は身代金1億円を払って娘の命を助けたかったのだが、警察の判断ミスで身代金の受け渡しに失敗し、遺体で発見される。その犯人として小林昭二が逮捕され死刑判決となる。弁護士の川井倫明は、小林が殺人犯であるには不十分すぎる証拠を発見し、冤罪であることを確信。そこで問題となるのが、死亡推定時刻が事件発生当時と供述とではまったく違うことであった。川井は小林の無実を勝ち取るため挑むのだが…。

強引な取り調べや、保身のためならなんとでもしてしまう警察の体質など、裁判のあいまいさに怒りを覚えることばかりで、こんなのが現実にもあるのかと思うと、個人の力だけではどうにもならないと感じる。ましてや川井のような真正面から闘う弁護士だけではないだろうし。権力の前では無力だと気づかされ、自分に降りかかってもおかしくないかもしれないと思うと恐ろしかった。

ということで、緊迫感ある内容でドキドキできた。でもこの本でひとつ悔しかったのは、こんなにストーリーに入り込んでたのに、なぜか途中で「読者はご存知だろう」って文が入ってきたから、いきなり現実に放り出されたような気分になってさみしかった(>_<)
こんな文章は入れないで下さい。。。


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2006年09月19日 朔立木 トラックバック(0) コメント(0)

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