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ネバーランド/恩田陸/集英社文庫

少年達の、その後が気になる度★★★★★

「はい、キムチ!」実に微笑ましい!
韓国では写真撮るとき『キムチ』と言う、と。そういえば聞いたことがある。
なんでわたしたちは『チーズ』が主流なんだろう。
『ズ』だとひょっとこになるし、『チー』でシャッターきるのはタイミングがむずかしいな…。
↓調べてる方のホームページを見つけました。
http://www.rinku.zaq.ne.jp/nsb/sittakoto/hicheez.htm
いろいろあるんですね~。『テキーラ』が陽気でいいな。


ネバーランド
恩田陸(著) 集英社文庫


さて『ネバーランド』、とっても面白かった!
恩田陸を読んだのは確か6作目なんだけど、はずれがないことに今さら気づいた_(^^;)
『夜のピクニック』は相当よかったし、他のも読んでみよう。いっぱいあるから楽しみだ。

舞台は私立男子校の寮。想像(妄想)すると…惹かれる(*^^)
伝統ある全国有数の進学校の寮、松籟館。
古い二階建で、築三十年は経過している木造家屋らしい。
何かが起きそうな予感(^ー^)

高校生の秘密や悩みは、それほどたいしたことではないんだろうなぁと思って読んでたら、出てくる出てくる…。
お金持ちのぼっちゃんたちだけどいろいろ大変なんだね。

ホラー要素もあって謎解きも楽しめて、それでいて友情も青春もひしひしかみしめられる。
サービス満点の1冊☆



主役は高校二年生の美国(よしくに)。
同級生の寛司と光浩も美国と同じ寮生。それぞれある事情を抱えて、冬休みを帰省せずに寮で過ごす。それと通学組の統(おさむ)が加わった4人の7日間の物語。

統は毎晩彼らに会いにやってきて、引っかき回す。
天文学者を父に持つ統のキャラクターは、お調子者なんだけど、そのくせ壮大な夢を意外としっかりした考えで語りだしたりして、なんだかやたら気になる!

まずは統の懺悔がきっかけで、それぞれが心の奥底に抱える暗く黒い部分を「告白」し、本心が暴かれていく。
みんなが気持ちを吐き出し始める中盤は、高校生の男の子が悩むにはちょっと荷が重い話で、こっちまで気が重くなってくる。
たまに高校生らしい若い悩みだったりするから安心するんだけど。

彼らが使ったゲームは、ツーテンジャック。
5回負けると「告白」しなければならないのだが、やったことないけど、このゲーム自体は面白そう。
負けると非常に悔しいゲームらしい。
彼らの「告白」のルールは、
一つだけ嘘を混ぜること。
光浩が言ったこのルールによって混乱が生じる。話のどの部分が嘘だったのかと、互いの「告白」にやきもきする。わたしもドキドキしてしまった。
ってか、彼らほどの生い立ちが身近にそんなにないから、このルールはわたしとかがツーテンジャックするときは必要ないなぁ(^^;)

4人は自分の中に長い間葬っていたもやもやしたものを解決することができるのか!?
無事お正月を迎えられるのか!?

ホラー要素も含むから、おどろおどろしい印象があるけれど、終わってみれば実はとっても爽快な青春物語を見せられた、という感じだった。


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2006年09月06日 恩田陸 トラックバック(2) コメント(2)

コメント

コメントありがとうございます!

この本はほんと盛りだくさんで楽しめる本ですよね。
確かに恩田さんはサービス精神旺盛なんでしょうね!

わたしも、いろんな方の本ブログを見るようになって、
同じ感想の方がいらっしゃるとうれしい思いをします(*^^)
映画と違って、同時に読み終わることってないですもんね。
今まではすぐに感想を言い合えなかったから、
便利な時代になったなぁと思ったりします☆
恩田さん他にもいっぱい面白い本あるみたいですね。
読んでみようと思ってます!

2006年09月07日 ちゃぴこ URL 編集

この本のレビューが書かれるのを「今読んでいる本」の欄にこれを見つけた時から待っていました。
他人が僕と似たような感想を同じ本に対して持っているって、どうしてこんなにもうれしいのでしょう?
僕も、ありとあらゆるところに面白さを感じました。
恩田さん、本当にはずれがない人ですよね。
これでもか、と魅力的な話をちりばめるサービス精神が僕は好きです。
・・・おっと。ちょっと、感情に任せてダラダラ書きすぎのようですね。すみません。
失礼しました。

2006年09月06日 MaThy URL 編集

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