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町長選挙/奥田英朗/文藝春秋

伊良部先生大活躍度★★★★☆

悩んでるのがあほらしくなるっ!ぐふふふふ
 「物事、死人が出なきゃ成功なんだ」とさ_(^^;)


町長選挙
文藝春秋 奥田 英朗(著)

だいぶ知名度があがってきた神経科医の伊良部一郎くん♪
伊良部総合病院の跡継ぎ息子。相変わらずのボンボンっぷりが最高!身近にいたら絶対嫌だけど、遠くからなら見てみたい。妙な魅力を確立してる愛すべきキャラクターです☆
いろんな患者が、「この医者じゃだめだ!」って思いつつも、駄々っ子伊良部のペースに巻き込まれて、いつしか心の病を克服していく。その奇想天外な言動は毎回おかしくて笑っちゃいます。
全部短編だから何から読んでも大丈夫だけど、わたしは「イン・ザ・プール」の短編はほとんど爆笑だった!未読の方は是非是非。


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2006年06月28日 奥田英朗 トラックバック(3) コメント(3)

一瞬の光/白石一文/角川文庫

大切にされたくなっちゃう度★★★★★

橋田みたいな完璧な男、そうそういないけど。
それにしても竹井…気の毒だな…(>_<;)


一瞬の光 角川文庫
白石 一文(著)

丸善の文庫担当者1位と書いてあって、白石さんの本は読んだことがなかったし買ってみた。
あまり普通に側にいるタイプが出てこないし、わたしの好みの本ではないんだけど、後半からラストは面白くて、これがデビュー作とはすごいなと思った。

橋田浩介は東大卒の38歳。
一流企業で扇谷社長の側近を務めていて、今回異例の抜擢で人事課長に就任した。
出世コースを順調に歩んでいた橋田は、社内の派閥抗争に巻き込まれる。
そして、意外な裏切りに絶望する。これが発覚したときは、様々な波紋がリアルに描かれていてちょっと鳥肌たった。


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2006年06月24日 白石一文 トラックバック(1) コメント(3)

神様のパズル/機本伸司/ハルキ文庫

恐怖の物理度★★★★☆

まいった…意味不明用語たんまり(>_<)
ま、それでもなかなか楽しめたけど。


神様のパズル ハルキ文庫
機本 伸司(著)



ひさびさに頭使った~
といっても使える知識はほとんどなくて…なんとか読みきった、という感じ。こういうのを理解して読める人尊敬すんなぁ。
主人公綿貫基一は、K大学理学部物理学科。。。これ聞いただけでも物理がギリギリ2だったわたしには頭が痛い。
綿(わた)さんの大学ゼミ生活を描いた作品で、彼は留年寸前の落ちこぼれ。落ちこぼれの話なら、わたしも分かる話なのかなぁって軽く買ってしまったけど、勘違いも甚だしかった。落ちこぼれといっても理学部物理学科だから、分からないレベルが違ったんだなぁ………\(^^;)
それでも、少しは分かりやすく書いてるし難解というほどでもないと思う。

◇座標軸は、デカルトが、天井のハエの位置を正確に記述しようとして十七世紀に考え出したと言われている。
◇未知数をいうとき、何故aやbでなくxなのか?当時の印刷所に、xの活字がたくさんあったからだという説がある。
などなど。
へーーーー(^0^*)と思う楽しい情報もいっぱい詰ってます。
頭使いたい人は是非どうぞ!


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2006年06月17日 機本伸司 トラックバック(0) コメント(4)

余白の愛/小川洋子/中公文庫

現実か?幻想か?度★★★★☆

速記者Yの字は、どんな字かみてみたい気がする。
甘いもの食べたくなりますよ(*^^)


余白の愛
中公文庫 小川 洋子(著)


クリームをたっぷり浮かべたココア、
キャラメル、
バニラアイスクリーム、
チョコチップクッキー、
胡桃ケーキ…

この本によく出てくる甘いもの。
こう書かれるとホイップクリームちょー大好きなわたしは、よだれがとまらない。

全体的に、淡く優しく甘い文章が散りばめられている。
ロマンティックで幻想的。
感想まで「小川洋子が紡ぎだす繊細で柔らかい言葉たちが…」とか…書きそうになる。
でもなんだか、栗原はるみが生活スタイルを取り上げられてカリスマ主婦って言われたときの違和感に似ている。
女の人は、ナチュラル風なものや、表現をする人に憧れるのか。

この本も、「女性らしくふんわり優しい感じにしてみたけど、どう?」って言われてるみたい。なんか恥ずかしくて抵抗感がある((+_+))
こんなこと言ってても栗原はるみだって料理を真似したいし、小川洋子は好きな作家なんだけど。
『妊娠カレンダー』も、『偶然の祝福』もよかった。
もちろん『博士の愛した数式』はとっても美しい話で、涙した良い本だった。未読の方はもう是非是非!!(*^_^*)
ただ、小川洋子が帯文を書いている『ナラタージュ』がしっくりこなかったように、この本も主人公のうじうじした感じがなじめなかった。


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2006年06月14日 小川洋子 トラックバック(0) コメント(0)

マドンナ/奥田英朗/講談社文庫

中年の哀愁度★★★★☆

おっさんの妄想劇場もなかなかなもんだ☆
しっかしうじうじしてんなぁ(^^;) 


マドンナ
講談社文庫
奥田 英朗(著)

『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』しか読んだことないんだけれど、これもほんと伊良部先生に笑わされた(^0^)
他にもいい作品があるみたいだし、奥田さんもきっとわたしのツボだからこれから読んでみようと思った。

本作『マドンナ』は、
「マドンナ」「ダンス」「総務は女房」「ボス」「パティオ」の5編が収録されてる。
どこにでもいるサラリーマンを描いているのに、ちょっぴり特別な男に思えてくる!
たいしたこと言ってないし、むしろ情けなさばかりが目立つのに、なんだかかわいそうで、なぐさめてあげたくなっちゃう(*^^)/


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2006年06月10日 奥田英朗 トラックバック(2) コメント(0)

終末のフール/伊坂幸太郎/集英社

自分の終末を考えちゃう度★★★★★

ひとりだけ生き残るほうが怖いな。。。
個人的には「天体のヨール」と「鋼鉄のウール」がお気に入り。


終末のフール
集英社 
伊坂 幸太郎(著)


集英社の『終末のフール』特集サイトの中で、伊坂幸太郎が創作秘話を語っている。
なかなか凝ったサイトになっていて楽しめますよ☆
(このサイトの「演劇のオール」の隠しキャラが見つけられません…もし分かる方がいたら教えてください!)

創作秘話を見ると、「鋼鉄のウール」に登場する苗場は、治政館の武田幸三選手がモデルだそう。
以前『砂漠』の取材でキックボクシングを取材したときに出会ったとのこと。

わたし、キックを始めてもうすぐ10ヶ月くらいかな?経つんです。
最初は、体動かしたいって思って。会社のポストにたまたま入ってたチラシを見て、友達を誘ってちらりとのぞきに行った。
行くまでは、なんか怖くてなかなか勇気が出なかった_(^^;)
男の世界だし、こんなにたくさんの脂肪を抱えて、筋肉なんて1グラムもなさそうな体で行って怒られるんじゃないか、とか(>_<)
でも入ったら、みんな黙々と打ち込んでた。会長もとても親切なイケメン。それに、細い体にしなやかな筋肉。もちろんでかい人もいるけど゛(/><)/

ジムを見渡すと(いまだになんでかはさっぱり分からないけど)みんな真剣で、寡黙で、そして、一生懸命。
おーーー!なんか素敵だ☆と思い、こっちが勝手に意識してただけで、これなら何も考えたくないときも、ひとりで夢中になれそうかなぁと思った。

でも、パンチとキックの音はびびりまくりでいまだにヒ~って言っちゃうし、腕立て3回腹筋10回が限界だし、なわとびは3分で頭くらくらするし、会長がミットしてくれるっていうのに体力がなさすぎてお断りしたり、仕事が忙しいだなんだでちょっと休むとすぐキックの手足がわかんなくなったり、へたれで最悪なんだけど。。。

もし非日常的な動作(キックとパンチ)を体験したい人は、発散できるからいいと思いますよ(^_-)-☆

話しが逸れすぎた。
でもとにかく、寡黙で、一心不乱で、きれいな筋肉を持つ男。どんな状況にも負けない強い精神力を持つ男!
「鋼鉄のウール」を読んでいて、きっと苗場は実在するな!って思った(*^^)


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2006年06月09日 伊坂幸太郎 トラックバック(5) コメント(7)

僕たちの戦争/荻原浩/双葉社

根拠なしポジティブ度★★★★★

まだ読んでない本あるんだけど…
すばらしい!!荻原作品ベスト1
こんなに「読み終わるのがもったいない」と思う作品にはなかなか出会えない!


僕たちの戦争 双葉社
荻原 浩(著)


読み終わって、ぼーっとして涙がとまらなかった。
誰かと誰かが入れ違っちゃうなんて話しは基本的に大好きではあるけれど、それにしてもすごくすごく良かった。
はじめは健太の気持ちになって気が滅入り、ミナミの純粋な気持ちに触れて震えてしまった。後半は吾一の切ない想いがぐいぐい伝わってとめどなく涙があふれた。
荻原ファンで本書未読の方、是非是非是非読んでください。
荻原さんの気合が感じられます!


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2006年06月06日 荻原浩 トラックバック(4) コメント(6)

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