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夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦/角川書店

おともだちパンチ度★★★★★

「才能の貯金箱」、わたしも作るぞっ!
最大の危機に備えて。たとえ、危うく号泣しかけたとしても…

夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦(著) 角川書店

太陽の塔』に引き続き、またまた京都に行きたくなった!!そして、先斗町や木屋町で酔い潰れたいなぁ。

今回もストーカーちっくな、阿呆らしいのに愛らしくて切ない恋愛小説。
大学のクラブの先輩「私」が後輩の黒髪の乙女に恋をする。
外堀ばかりを埋めつくしてて、なかなか彼女という城に近付けない。
そのもどかしさがムカつくけど、無性にかわいくて癖になる。

それにしても登場人物は、どれもこれもはた迷惑なお人ばかり。
わたしとしては、ダメ男とわかりつつ、樋口さんに魅かれてしまうんだろうか・・・。

そして、気になる先輩「私」と黒髪の乙女の恋の行方は!?
あーもう最高ですよ!騒がれてる本なのがよくわかる。
とってもキュートな恋愛小説。

神様の御都合主義万歳!!なむなむ!


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2007年03月26日 森見登美彦 トラックバック(1) コメント(4)

太陽の塔/森見登美彦/新潮文庫

ええじゃないかっ!度★★★★★

男汁溢れるストーカー手記
言い訳がましい回りくどさが癖になる。また好きな作家が増えたぞ♪

太陽の塔
太陽の塔
森見登美彦(著) 新潮文庫

モテない男のアホさ加減が、ほんと愛しいなぁ。そして読み進むうちに、学生時代にはまりまくった『行け!稲中卓球部』を思い出さざるを得なかった。

主人公“私”は現在京大農学部休学中の五回生。
“私”が、友人である飾磨(しかま)のことを「我々男たちの思想的指導者」と言ってる点を考慮しても、稲中に例えると、“私”が井沢で飾磨は前野だな。
また、井戸は田中で高藪が田辺で、ちょうどいい。彼らは某体育会系クラブで知り合い絶望のダンスを踊り続ける四人組。
クリスマスを呪い、「鴨川等間隔の法則」に強引に割り込み「哀しみの不規則配列」を作ったりする様は、前野たちの“死ね死ね団”みたいなもんだ。
それにしても読めば読むほど荒んだ生活が滲み出てきて、一体なんの体育会に所属してたんだ!?と首をひねりたくなる。

井沢が神谷と付き合っていたように、“私”にも水尾さんという恋人ができる。もちろん彼らにとって、恋に酔うなどとは愚かしいことであり、裏切り行為もはなはだしい。
しかし、「彼女はあろうことか、この私を袖にしたのである。」ということで、“私”は水尾さんに振られてしまう。
おおかたの人は、失恋したら、なんでうまくいかなかったのかとか考えるかもしれない。そして、その人たちなりのお別れをするのだと思う。
しかし、“私”は「水尾さん研究」と称して、あろうことか、愛自転車「まなみ号」を走らせ、彼女を陰から観察しつけ回す。その異常行動を本人は正当化しまくってるが、
とんでもない。ただのストーカー行為だ。
京大の賢さだと、こんな事にでも屁理屈で乗り切るのだろうか。。。間近で聞いて茶々いれたい気もする。
それにしても明らかな犯罪行為なのに、ここまでくると、本人は真剣なんだろうけどギャグだなぁ。
植村嬢の邪眼にやられてしまえ!

彼女への未練を、素直に認められない哀しい男の話。
ただこれだけなのに、いやほんと、面白かった。


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2007年02月16日 森見登美彦 トラックバック(1) コメント(2)

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