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トム・ゴードンに恋した少女/スティーヴン・キング/新潮文庫

♪車のガラスがひび割れたら~度★★★★★

森で少女が迷ってるってだけなのに…
なのに、なんでこんなに手に汗握る話になるんだろう!!

トム・ゴードンに恋した少女
トム・ゴードンに恋した少女
スティーヴン・キング 新潮文庫

野球に関しては、あまり知らないわたし。
メジャーリーグともなると、もっとよくわからない。
この本をレッドソックスファンが読んだら、ましてやトム・ゴードンファンが読んだら、興奮しまくりなんだろう。
だってわたしは、レッドソックスもトム・ゴードンも知らないのに、ラストは体が熱くなって、泣いてた。。。(どんな涙かは言えない!)
ほんと、ただ、9歳の女の子トリシアが、森で迷い、サバイバルする、という話ってだけなのに。ほかの話なんかほとんど出てこないのに、だ。

トリシアは、レッドソックスのリリーフピッチャーであるトム・ゴードンの大ファン。
子供が父親の影響で、あるチームのファンになり、一選手に憧れるという話はよくあるのだろうが、トリシアの場合も同じで、相当な入れ込みよう。

恐ろしい森で迷っているうちに、トリシアはトム・ゴードンと会話をする。この妄想があまりにリアルでひとりぼっちの彼女の慰めになる。
そして、もうひとつの命綱が、ラジオ(#^.^#)
かすかに聞こえる野球中継を聞くことが、最大の勇気を与えてくれるのだ。トム・ゴードンのセーブを祈りながら…。

森には、あらゆる危険が潜んでいる。
ましてや、トリシアは彼女を終始付け狙っている「あれ」に怯え続けている。

「あれ」の正体とは?
九回裏、トリシアはどうなる?

とても言えないけど、さすがスティーヴン・キング。こんなに引っ張って、この一番気になる結末が、これまたなんというか…(TOT)
いやー久しぶりのキングだったけど、やっぱりすごい!の一言。

映画化したらトム・ゴードンという選手は出演してくれるのかな(^0^)
そして、トリシアのために、指を立て、素早く天を指すポーズをとってくれるのだろう。

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2007年07月10日 スティーヴン・キング トラックバック(3) コメント(0)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ/本谷有希子/講談社文庫

異様な空気が…こわい(T_T)度★★★★★

あたしは絶対、人とは違う。特別な人間なのだ。
お姉ちゃん、がんばれ(>0<)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
本谷有希子(著) 講談社文庫

感想の前に、前回の『ラジオな日々』でわたしが熱く書いた定岡章司さんについて、情報をくださった方に感謝感謝のお礼をここでさせていただきます。ブログを書いていてよかったと実感しました。管理者のみにコメントをいただきましたのでお名前書かない方がよいですよね。定岡さんは児童文学で活躍されてるのですね(^^)すごいうれしい情報です。是非読んでみます!!!ほんとうにありがとうございました☆


この本は、姉・澄伽(すみか)と、妹・清深(きよみ)のとっても悲しい関係が書かれてる。
あ、でも、「悲しい」と一言では片付けられない。
これはなんというか、これから読む人にいえないなぁ…。

途中で、「あーなるほど、複雑な気持ちだったからなんだなぁ」と、納得した。
もちろんこれほど大げさじゃないにしても、姉妹ってお互い油断ならない相手なんだろうか、とか、なんかそれがまた緊張感あっていいなぁ…とか思ったりした。一番分かり合える関係でありライバルでもある姉妹って結構いるんだろうなぁと。

わたしは姉妹がいないから分からない部分があるのだけど、仲の良い従姉妹が4人いて、わたしからすると年上の彼女たちはキラキラしていて、憧れの存在。
そのうちの3人は三姉妹で、年が近いからか、急に喧嘩したかと思うと、あっという間に異常な仲良さで行動してた。いっつも「変なのぉ…いいなぁ」と思ってみてた。
男兄弟しかいないから、わたしは、とってもうらやましい。
女同士って何かと便利だしなー。

この本は、自作戯曲を小説化したとのことだけど、なんの違和感もなく小説を読み終えたという感じだった。特に憎悪の感情表現は、激しくてすごい迫力!ラストなんてぐちゃぐちゃなのに色んな感情がストレートに伝わってきて、まさに「腑抜けども悲しみの愛が見せろ」って感じ。お芝居も相当な迫力なんだろうな。

映画化も決定してるらしい。
たぶん佐藤江梨子がお姉ちゃんで、あと、お兄ちゃん役に永瀬正敏かぁ。。。ふむふむ。このお兄ちゃんも一癖も二癖もある役だから、なんとなくイメージは合うかな。


2007年07月09日 本谷有希子 トラックバック(1) コメント(0)

ラジオな日々/藤井青銅/小学館

やっぱりラジオが好き!!!度★★★★★

ラジオとショートショート好きにはたまらん!
もちろんわたしにはストライク本だ(^0^)

ラジオな日々
ラジオな日々
藤井青銅(著) 小学館

ショートショート、読んだことありますか?
わたしは星新一さんが好きで、編者をつとめた一般公募作品を収録した『ショートショートの広場』もよく読みました。
中でも記念すべき第1回目、1979年受賞作品は面白いのばっかりで本が擦り切れちゃうほど読んだんです。→『ショートショートの広場①

この『ラジオな日々』の著者は、なんとその1979年の受賞者!!!
「改造モデルガン」の藤井青銅さん(^0^*)
放送作家になっていたなんてすごいなあ。しかも伊集院光を発掘し、オールナイトニッポンやら人気番組の大忙し作家さんだった。
中学生時代からのラジオっ子の私は、知らぬ間にだいぶお世話になっていたのだろうと思う。

藤井青銅さんと無関係だが、、、いや、無関係でもないけど、この本を読んで、青銅さんのことではなくひとつ猛烈に興奮した事がある。
それは、わたしがショートショートを読み始めるようになったきっかけの作品、「或る夜の出来事」に関してなんだけど。
この作品の著者、定岡章司さんは星新一編のショートショート、第1回1979年の受賞者☆
ということは、藤井さんと定岡さんは、入選者へのご褒美海外旅行に一緒に行ったことになるではないか!!!
定岡さんの作品には、思わずうなり、笑いが止まらなかった。くだらないのにべらぼうに楽しい作品。何度も読んで覚えちゃったくらいだった。。。
ということで、定岡さんのその後がもしや出るのではないかと熟読したが、でなかった(T0T)愛しの定岡さんは何をしてる人なのかなぁ。
でも定岡さんのことは忘れちゃうくらい、「できすぎ」の吉沢さんやら「三時五分前」の佐々木さんやら、興奮材料はたくさんあった♪

余談が多すぎたけど、ショートショートの広場1979年だけでも読んでからこの本を読んだら、楽しさ倍増だろうという気がする。
気になった方は是非!→『ショートショートの広場①


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2007年07月08日 小説以外 トラックバック(0) コメント(1)

幽霊人命救助隊/高野和明/文春文庫

「これじゃあ、話が山手線だわ!」度★★★☆☆

幽霊4人がドタバタ大活躍!
昭和の香りがちらほらと…笑える(^^)

幽霊人命救助隊
幽霊人命救助隊
高野和明(著) 文春文庫

『幽霊人命救助隊』って…なんて微妙でわかりやすいタイトルなんだ!…(^^;)
きっと「幽霊が人命を救助する」んだろうなぁ。ドキドキほろり作品なはず!と購入。
養老孟司が帯で言うとおり、読みやすくて、読み始めたら止まらない本だった。


登場人物は、浪人生の裕一(幽霊)と、やくざのおじいちゃん八木(幽霊)、中年男市川(幽霊)、紅一点の美晴(幽霊)。
彼らは、地上と天国の中間点で出会う。どうやら天国に行きそびれたらしい。
この四人の元に、神が舞い降り、天国へ行きたいのなら粗末にした命の償いをしろ、自殺志願者百人の命を救うのだ、タイムリミットは地上の時間で七週間だ、という。

お揃いのオレンジ色のジャンプスーツを着て地上に降り立った。
背中には、『RESCUE』の文字。ベタだなぁ…(^^)。
地上に舞い戻った裕一たちは、どうやって人命救助したらいいかもわからず途方に暮れるのだが、神に与えられた装備品を使いこなしながら、次々と自殺志願者を助けていく。

四人は百人もの命を救うことができるのか?
そして、無事天国にいけるのか?


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2007年07月02日 高野和明 トラックバック(1) コメント(0)

深追い/横山秀夫/新潮文庫

「どうかご内聞に願います」度★★★★☆

わたしは警察の人間でもないのに、
なんでいっつもこんなに泣けるの?
きっと、心揺さぶられる短編見つかります(:_;)

深追い
深追い
横山秀夫(著) 新潮文庫

読み終わってからだいぶ経っていたから、パラパラ見てみた。
斜め読みでは飽き足らない短編が目白押しだから、ほとんどまた読んじゃった(^^:)

横山先生の警察小説はだいぶ読んでいるけれど、毎回まったく違う人間の悲哀に涙がでる。

「深追い」「又聞き」「引き継ぎ」「訳あり」「締め出し」「仕返し」「人ごと」
三ツ鐘署に勤務する男たちの事件、全7編。
タイトルだけで、ドキドキしちゃいますねー

今回は、3回涙でた。
個人的には、「引き継ぎ」がやばかったなぁ。
尾花刑事がすべてを悟ったとき。。。すごい圧迫感で疲れた。
あとは表題作の「深追い」。
亡くなった夫のポケベルにメッセージを送り続ける未亡人。
ポケベルなんて古い!って思ったけど、もちろん事情がある!
ドキドキの結末が待ってます。
「人ごと」は、短編集のラストにふさわしい心に残るお話。
人はひとりでは生きていけない、そう思わされて切なかった。


今日は私の大好きな荻原先生原作の映画、
明日の記憶』がテレビで放送された。
みなさん観ましたか?
わたしは2度観ても同じところで涙が出ちゃったなぁ。
映画もよかったけど、原作の良さはまた格別☆
まだの方は是非是非読んでみてっ!

夢のパラダイスよ花の東京♪


2007年07月01日 横山秀夫 トラックバック(0) コメント(0)

押入れのちよ/荻原浩/新潮社

ちよとなら一緒に暮らせるかも!?度★★★★★

とりあえず、「かるぴす」買っとかなきゃっ。
実際ちよに会ったら…やっぱ怖いけど。。。

押入れのちよ
押入れのちよ
荻原浩(著) 新潮社

久しぶりの更新です。みなさんお元気ですか?(^0^)

せっかく荻原先生の作品をひさびさに堪能したのに、いきなり仕事で忙殺されており感想が遅れました。
仕事で小説以外の本を読まざるを得なくて、十何年ぶりにお勉強しています。
ということで、何よりコメントをいただいたにも関わらずお返事が遅れてしまって申し訳ありません!
ましてや速攻お返事したいコメントばかりだったので、しくじりました。
有難うございます。先ほどUPさせていただきました。
藍色さん晴眠雨読さん庵主さん

藍色さん、晴眠雨読さん、森見先生の作品は次々出ているようで、今後も楽しみですね!!わたしも、あの何とも言えない独特の回りくどさにやられてしまっています。
庵主さんは、初観能のブログにコメントいただきました。自分で素人感想を書いておきながら今さらすっごく恥ずかしくなっています(^^;)庵主さんのブログを参考にさせていただいて、日本の伝統文化に触れていきたいと思いました!有難うございます(*^^*)

昨日ひさびさに横山秀夫先生の『深追い』を買い読み始めましたが、小説読んでると楽しいなぁと。。。できるだけ暇見つけて読書していこうと思います。ちょっぴりゆるやか更新になるかも知れませんが、今後とも宜しくお願いします!

では、愛してやまない荻原先生の作品を続きでご紹介します。
今回は『押し入れのちよ』。タイトルだけでも、ふぅ…いいですね~そそりますね~。


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2007年04月30日 荻原浩 トラックバック(0) コメント(1)

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